WCE blog

早稲田大学公認 総合デジタル創作サークル 早稲田コンピュータエンタテインメント

WCEってどんなサークルなの?【2021年WCE新歓ブログ 第一回】

今回からしばらくの間、「2021年WCE新歓ブログ」としてメンバーがいろいろな記事を書いていきます。毎日ではありませんが、頻度高めに更新していきますので、興味のある方は是非チェックしてください!

皆さんこんにちは!早稲田コンピュータエンタテインメントの助さんと申します。WCEでゲームを作っている人です。今回は新歓ブログ初回ということで、早稲田コンピュータエンタテインメントがどのようなサークルであるかを改めて紹介しようと思います。

WCEWCEってなんだ

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早稲田コンピュータエンタテインメント(略称WCE)は、早稲田大学理工学術院承認団体であり、デジタル創作を行うサークルです。「早稲田大学理工学術院承認団体」というのは、つまるところ大学側が公認しているサークルである、ということですね。これの何が良いかというと、安心感がある、という部分です。大学側が認めているからには、ちゃんと活動実績があり、違法なことや危険なことに関わっている可能性が低いことがわかるのです(もちろん非公認だったら絶対危険かというと違いますが)。

▼大学の公式サイト内で紹介ページも用意して貰えます
www.waseda.jp

では、デジタル創作、ってなんでしょう。コンピュータなどのデジタル機器を用いて何かを作る、という意味なのですが、弊サークルではデジタル創作として、プログラミング、CG、DTMを中心に活動しています。順に説明していきます。

WCEの活動区分

WCEには「プログラミング班」、「CG班」、「DTM班」の3つの班があり、メンバーはそのどれか、または複数に参加して思い思いのモノを創っています。ちなみに私はプログラミング班に所属しています。

プログラミング班

プログラミングをしてゲームを作っています。主にC++C#などの言語を使ってSiv3DやUnityでゲームを作っています。基本的にはそれぞれが個人で企画を考えてCG班やDTM班の人に素材制作を依頼してゲームを制作する、という体系になっています。新入生向けにはゲーム制作用のプログラミング指導も行っていて、授業用のプログラミングの勉強にも繋がります。中には競技プログラミングを行っている人も。

CG班

PCでイラストを描いています。通常はCLIP STUDIOやFireAlpacaなどのペイントツールを使うことが多いです。時にはBlenderのようなツールを使って3Dモデルを作る人もいます。ゲーム用のイラストだけでなく、イラスト集などを制作し、頒布することもあります。ここ数年人数が少ないため、未経験でも興味があれば是非。

DTM

FL StudioやStudio OneなどのDAWを用いてPC上で音楽を作っています。楽器がさっぱり弾けない人や音楽理論に詳しくない人も沢山の素晴らしい楽曲を制作しています!ゲーム用のBGMや効果音を作るほか、オリジナル楽曲やアレンジ、リミックスなども制作し、頒布を行っています。

その他

上記以外にも、動画を制作したり、シナリオを考えたり、ウェブ制作を行うなど、自由に幅広く活動しています。先ほども述べましたが、一人で複数の班に所属し活躍しているメンバーもいます。自分の可能性を広げられるサークル、なのですね。

ゲームを作りたい、という動機でプログラミング班に入る人が多いですが、他の班もゲーム制作で重要な役割です。CG班の人のイラストやDTM班の人のBGMによってゲームの雰囲気は大きく変わってきます。柔軟に、自分に合いそうな班を選ぶのが良いと思います。

年間の活動

WCEが毎年どんな感じで過ごしているかを紹介します。

先日、2020年度の振り返り記事を書いたのでそちらも参考にどうぞ。

▼こちらの記事です
wce.hateblo.jp

新歓~個別講座

3~5月頃には新歓活動を行っています。また、初心者向けにプログラミングなどの講座も行います。これらは年間通じて行うことですが、新入生の多く入る春によく行われます。

企画発表会・進捗報告会・お披露目会

このあたりの会はゲーム制作に関するものですが、それ以外(作曲、イラスト)でも進捗の管理などがあります。これらはイベントで出展するためのスケジュール管理を目的としています。

5月頃には企画発表会を行います。自分が作りたいゲームに関して、どのような内容であるのかを説明します。ここで発表したものがそのまま作られることも、お蔵入りになることもあります。その辺はそれぞれのやる気次第ですね。私も2年の時に発表した企画はやる気なくなってボツにしました。

夏休み前頃に進捗報告会が行われます。作っているものがどのくらい進んでいるかを報告します。...が、最近は普段の活動で各個人が状況を見せ合っているので正式には行われないようになってきています。

10月頃にはお披露目会が行われます。この時点である程度動くものができるようにする、というのが一つの目標です。

理工展・M3・コミティア

11月頃になると様々なイベントが行われます。ゲームは理工展、音楽はM3、イラストはコミティアに出展します。進捗管理はしていますが、やはり直前に頑張ることも多いですね...。

コミックマーケット

年末には制作したものをコミケで頒布します。コミケまでの期間は理工展等で出た問題点を修正したり、何かを追加したり、と最終調整が行われます。

合宿

春休みには合宿が行われます。場所はまちまちです。昨年と今年は行えていません...。

その他

ゲームジャム(短期間で作品を作る)やレクリエーション、企業見学などのイベントを不定期に行っています。

概ね以上のようなイベントを行っています。創作に関しては各々が自分のタイミングで作っている部分が大きいので、いつ何をやる、という部分は柔軟です。

サークルとしての特色

早稲田大学は学生数が多い大学ですから、サークルも多いです。そのため似たようなことをやっているサークルも他にあります。そんな中で、WCEの特色は何でしょうか。

ゆるい

ゆるいです。活動中は雑談していることが多いです。個人主義的な部分があるので、あまり他の人からああしろこうしろ言われることはないですね。

比較的少人数

メンバーはあまり多くありません。弱みでもありますが、私のように人が多いのが苦手、という方にはメリットだと思います。

初心者でも安心

この手のサークルはもともとPCが得意な人が多いのですが、弊サークルでは大学から始めた、という人の方が多いです。先輩がしっかりと教えてくれますし、参考資料もいろいろあるので初心者でも安心かと思います。

自由度が高い

例えば、複数の人が共同でゲームを作る際にはそれぞれの趣味・嗜好が異なり何もかも自分の好みにすることは困難です。しかしWCEではプロジェクトが個人に依存するので、自分の趣味全開のモノが作れます。また、弊サークルでは大学から補助金を受け取っていないため、作品の有料販売が可能です。スゴイものができたら儲けることができるかも?

貴方の見る世界を

いかがだったでしょうか。WCE公式サイトにもたくさんの情報や作品が載っているので、そちらも参考にしてください。それ以外で気になることがあれば、Twitterやメールなどで訊いてください。皆さんが入会してくれる日を楽しみにしています。

wce.jp

ここからはあくまで私の個人的な意見なのですが、自分のオリジナル作品を作ることは本当に素晴らしいことだと思うのです。世界との関わり方、見方、経験を同じくする人は誰一人としてなく、人の数だけ見える世界は違っています。だからこそ、何かしらの形でアウトプットすることは重要だと思います。それは、他の誰も見ることのできない景色であるはず。貴方の見る世界を、思うモノを、全く新しい作品を。何か作ってみる大学生活というのも、いいものではないでしょうか。