Sigfoxで遊ぼう!!!!!!【2021年WCE新歓ブログ 第四回】
皆さんこんにちは、DTM班のみずみです。
今回はDTMに全く関係ない”Sigfox”という通信規格について書いていきます。
色んな分野に手が出せるWCE、最高!!!
Sigfoxとは何ぞや…?
SIgfoxとはLPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる「省電力かつ長距離での無線通信が可能」な通信技術の一種です。確かフランスのSigfox社が開発した通信規格で、近年IoT分野で急速に広まっています。詳しく知りたい方は京セラさんのHPを見てください。
で、このSigfoxの何がすごいのかというと、前述したように「省電力かつ長距離での無線通信が可能」なことです。
この画像は上記の京セラさんのHPより拝借させていただきました。この図のようにSigfoxは省電力・長距離で情報を送信できます。例えば、配達荷物の位置情報を知りたいとき、Sigfox送信機を荷物に装着しておくことで比較的安価に知ることができます。噂によると1年間で数十円~数百円しか通信料を払わなくていいそうです。便利ですねぇ。
結局、何の役に立つの???
現在は主に物流や社会インフラなどで利用されています。
まぁSigfoxは2018年くらいから広まってきたのでどんな利用価値があるのかは未知数です。逆に言えば業界に新しいサービスを提供する可能性を秘めているとも言えます。海外では起業事例もあるらしいですよ。
………
興味湧いてきましたか???
湧いてきましたよね??????
ということで実際にSigfoxを触ってみましょう~~~。
Sigfoxで遊ぼう!!!
今回使用するのは「Sigfox Breakout board BRKWS01 RC3」。日本ではスイッチサイエンスさんから購入することができます。
…で、セットアップ手順なんですけどこちらのページがめちゃくちゃ分かりやすいです。
ちなみに僕はロガー装置を作ったんですけど改良のため分解してしまったので、完成したらここで紹介します。
そして上手くセットアップができるとこんな感じに情報が得られます。
送信する情報は長さに制限はあるものの自由に変更することができます。例えば「緯度経度・温度・標高・CO2濃度」など無限大です。ちなみにですが上記の図で送った情報は装置のある緯度経度です。浮動小数点IEEE754単精度とかいう方法で緯度経度を変換して送信することで文字数を抑えることができるんすけど、ここでの説明は割愛します。
そして次は”得られた情報をどう生かすか”、についてです。
僕はまだ実装中なのですが、Sigfoxは他のサービスに対して非常に柔軟であるという特徴があります。
ですのでバックエンドの知識がある方は比較的簡単に情報が扱えます。
これがSigfoxが広まった点の1つであると言えるのかもしれません。
ここまでがSigfoxの概要です。他にも色々特徴があるんですけど京セラさんが上手くまとめて下さっているのでそちらを参照してください。
最後に…
Sigfox以外にも最近出てきた技術はたくさんあります。
既存の技術やサービスに触れるだけでなく、そういった新規のものに触れることも自身の視野を広げることに繋がるのかもしれません。
結局、何が言いたいのかというと…
Sigfoxはいいぞ!!!!!!!!!!!!!
最後まで閲覧感謝!