WCE blog

早稲田大学公認 総合デジタル創作サークル 早稲田コンピュータエンタテインメント

伏せ音の入れ方

CG班新2年のベンケイです。
いよいよ明日、大学生活を共にする仲間たちと出会うことになります。
それぞれが、それぞれのvisionを思い描いて、新たな一歩を踏み出すことでしょう。
まあその初日にTOEICがあるんですけどね。
いきなり残念な気分になります。

さて、私は唯一の先進理工学部生(電生の方とかいらっしゃってもいいような気がしますが)ですので、増えてくれるといいなとか思っています。
ですから、皆さんの役に立つような内容を書ければいいなと思っているのですが、まだまだ未熟ですので、発信できるような知識・技術がありません。

ということで、豆知識的なことでもやろうと思い、「伏せ音の簡単な入れ方」を説明してみようかと思います。個人情報がとやかく言われる時代ですから思わぬ場面で役に立つかもしれません。

フリーソフトのAudacityを使ってやってみます(サウンド編集ソフトなら多分何でもOK)。

まず、一般的な「ピー音」からやってみましょう。
1. 編集したい音声データを開きます。
2. 伏せたい部分を選択します。
f:id:WCE:20130327135642p:plain
3. ジェネレータを開き、トーンをクリックします。
f:id:WCE:20130327135744p:plain
4. 波形は「サイン波」、周波数は1000くらい、振幅は音の大きさですので範囲内(0~1)で調節してください。
f:id:WCE:20130327135812p:plain  
これで完成です。

これだけではつまらないので、効果音でも入れてみましょう。
今回は「銃声音」を入れてみます。
音源はSenses Circuit様からお借りしました。
1. 編集したい音声データと効果音(今回は銃声音)を開きます。同時に開くことができます。
f:id:WCE:20130327135949p:plain
2. タイムシフトツールを使って位置を合わせます。
f:id:WCE:20130327135959p:plain
3. 伏せたい部分を選択し、ジェネレータ→無音をクリックします。
f:id:WCE:20130327140008p:plain
これで完成です。
こんな感じで簡単に編集ができます。
オリジナルの効果音を作ってやってみるのも面白いかもしれません。

参考までに今回編集したものです。
元音声
ピー音
銃声音